【Switch】『ロードス島戦記ディードリットインワンダーラビリンス』

インディーズゲーム

日本ファンタジー小説の金字塔ロードス島戦記のメトロイドヴァニア系のゲーム化。
これまで数々のアニメやゲームなどメディアミックス展開もされ現在も続く人気作品である最新作のゲームははてさて・・・

ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー ストーリー

突然見知らぬ場所で目を覚ましたディードリット
ここはどこなのか? なぜここに居るのか?
問いかけても誰も答えてはくれず、ただ静寂があるのみ

ディードは答えを求め、おもむろに歩き出すのであった…

どんなゲーム?

全6ステージからなる迷宮を探索するメトロイドヴァニア系のゲーム。
剣や弓による攻撃の他に魔法や精霊などを駆使してトラップや仕掛けを攻略していく。

精霊魔法紹介

  • ウィル・オー・ウィスプ(消費MP:15)
  • 光の精霊を放つ。
    ホーミング性能が便利で強い。
    基本的にこれだけでもじゅうぶん。
  • ウンディーネ(消費MP:15)
  • 水の精霊を放つ。
    上から水が降ってくる。
    ラスボス戦でそれなりに使える。
  • ストーンブラスト(消費MP:15)
  • 石つぶてを発生させて、ぶつける。
    道中のザコ戦で火属性と風属性の切り替えがめんどうな時便利。
    近づけば勝手にぶつかってくれるのでズボラにオススメ。
  • インビジビリティ(消費MP:10)
  • 身体を透明にし、敵に位置を誤認させる。
    人型のボス戦で囮に使える。
    ただ攻撃には普通に当たるので過信は禁物。
  • ウィンド・ストーム(消費MP:50)
  • 上位精霊ジンを召喚し、竜巻を起こす。
    画面端までトルネードが届くので使いやすい。
    威力も高いが消費MPも高いので使い過ぎに注意。
  • ファイア・ストーム(消費MP:50)
  • 上位精霊イフリートを召喚し、火炎を起こす。
    威力は高いが炎の範囲がせまい。
    個人的にはイマイチぶっちゃけ殴ったほうが(ry
  • ドライアード(消費MP30)
  • ドライアードを召喚し、相手を蔓に絡める。
    まとわりついて連続ヒット。
    触手(意味深)
  • シェイド(消費MP:30)
  • シェイドを召喚し、闇を与える。
    ウィル・オー・ウィスプ同様ホーミング性能を持つ。
    威力もウィル・オー・ウィスプより高いが消費MPも高い。

    『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー』の魅力

    注意:これから先はネタバレが含まれています!

    これまで色々なジャンルでゲーム化がされてきた「ロードス島戦記」
    その中で個人的に一番好きなのがドリームキャストで発売された「RECORO OF RODOSS ロードス島戦記邪神降臨」なのだが、
    この「ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー」は今までで一番好きかもしれない・・・
    というのも最初発表された時から「ロードスのメトロイドヴァニア!?」「主人公はディード!?」
    などの自分にはもう刺さる刺さる内容であったのだが実際にプレイするまでわからないんだからね!という相反するあまのじゃくな気持ちが拮抗していたわけでSteam版が出たときはあえてスルーし移植版が出てからようやくプレイしました。

    まず思ったのはグラフィックがきれい。
    そしてディードの挙動一つ一つが美しく、かわいい。
    ディードの武器と言ったら細身の剣のイメージがあるが「ディードリット・イン・ワンダーラビリンス」では敵から武器をドロップしたりかつての仲間であったギムの店で買ったりおよそディードが振るう武器とは思えない装備が出来たりする。
    ディードの細腕でゴブリンのこん棒や大剣を振るう豪快な姿も拝めます。
    大剣を重そうに振るうモーションはかわいくてかなりツボですわぁ・・・
    マントをひるがえしながらアクションする様は某アルカード様を彷彿とさせるほどカッコ良い、というか意識してると思う多分。

    炎と風の精霊を切り替えながら戦闘するシステムなのだがこれがまたおもしろい。
    どちらか片方に偏ったりして進むと炎か風属性に完全耐性を持つ敵が現れたりするので脳死プレイでやると思わぬとこで苦戦したりするので緊張感が保たれます。
    しかし切り替えに慣れないうちはどっちの属性になってるのかわかりにくくボス戦など頻繁に属性を切り替える場面ではストレスになるかも
    きれいなグラフィックの弊害なのか・・・

    メトロイドヴァニアの醍醐味であるマップの探索も武器やモンスター図鑑の種類が多いので集めたり埋めたりしているうちに少しずつ踏破していく快感も時間を忘れて没頭してしまいます。
    ただ難点なのがボリュームが短いのである・・・
    クリアするまでおそらく大体10~15時間あれば出来てしまう。
    まぁ逆を言えば忙しい社会人のパイセン方でもサクッとクリア出来てしまうお手軽感があると言えばいいのか

    ゲーム中に特にキャラクターの説明などはなく原作を知らないとストーリーはチンプンカンプンだと思うが知らなくてもじゅうぶんプレイに影響はないのでご安心を
    クリアした後にキャラやストーリーが気になったりしたら原作やアニメを見てもいい作りだと個人的には思います。

    見知らぬ場所で目を覚ましたディードそこにはかつて行動を共にした仲間や戦ってきた敵たちと出会う
    ここはどこなのか?いつ頃の時間軸なのか?なぜ装備できないようなものが装備できるのか?
    普通に考えればこれは夢落ちなのだろうと展開は読めるのだが意味深なことを言っては去っていく仲間たち
    最後に待ち受けるのは最愛の人を失ったことによる事実との現実と向き合うことで元の世界に戻っていく
    人間とハイエルフ、寿命が違いすぎる種族の壁、自分の知っている人たちが段々といなくなっていく感覚はどれほどのものか・・・
    そして最後は事実を受け入れ現実世界へと帰りロードス島戦記 誓約の宝冠へと続いていく
    ロードスの騎士の意思は受け継がれていく
    そう、みんな永遠の乙女ディードに恋をしていたのさ・・・

    プレイするには?

    SteamとNintendo Switc、PS4、PS5、Xbox Series XS、Xbox One、Microsoft Storeにて発売中
    Nintendo Switch、PS4、PS5ではパッケージ版を発売しているので手元に置きたい方にはこちらがおススメ

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